『タータン・チェックの文化史』 奥田実紀
先日『伊勢丹だけがなぜ売れるのか』を読んだとき、伊勢丹のイコンとも言えるタータン・チェックが気になった。なぜこの模様が使われるようになったのか、そんなことを考えていたら丁度この本を見かけた。
もちろん、タータンの基礎知識についてもこの本は触れている。タータンの種類、歴史、現在の使われ方…。タータン・チェックは、その色や格子の組み合わせによって無限に近い種類がある。それぞれに名前があり、所属を表したり、意味を持っていたりするものもある。
この本によると、伊勢丹タータンはアンシェント・マクミランと呼ばれるタータンで、昭和31年から使われるようになったようだ。当初ティーンエイジャーショップの販促目的で使用され、一番派手で目立つ柄だったから、というのがこの柄が選ばれた理由らしい。
タータンの格子には歴史やアイデンティティが絡まっていて、タータンを身に着けることは同時に、それらを身につけることができる。そんな点がとても魅力的だと思った。思わず、タータンの写真集が欲しくなる。
2007年10月29日
タータンチェックの文化史
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