『民族世界地図』 浅井信雄
2002年、新潮社。
世界中で起こる民族問題をそれぞれにかいつまんで説明してくれている。
一言で<民族>と言っても、その分類方法は様々だ。種族から、宗教、言語、国境…。そしてそれらの差異が、紀元前の昔から今に至るまで差別や紛争を生み出してきた。
人は仲間を作りたがるが、それは同時に<他者>の存在も作り出す。国境や宗教を使って人を分類することは簡単だ。けれど、大陸の上には国と国とを分ける線なんて存在しないし、人類という根本も同じだと私は考えている。
そういった全体性を意識しながら、個のアイデンティティを学ばなければならない。<民族>による問題は多いけれど、<民族>そのものが悪ではないことも、また事実なのだから。
2007年10月4日
民族世界地図
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